『キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル』第4回、千代田区立九段小学校で開催

2017年12月14日

こんにちは!東京マラソン財団スポーツレガシー事業アンバサダーを務めさせていただいております、ものまねアスリート芸人・M高史です!


東京マラソン財団「スポーツレガシー事業」における寄付金事業の一つ【キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル】に伺って、レポーターを務めさせていただきました。

11/21(火)午前。お日さまが出ていますが、やや肌寒い気候。

千代田区立九段小学校へ伺ってきました。
4年生55名を対象に、元日本代表のアスリートたちが『走る』『投げる』『跳ぶ』の三要素を基本とした世界共通の運動プログラムを実技指導されます。
開始時間前にこどもたちもグラウンドに順々に登場し、普段とは違う雰囲気にワクワクした様子です!笑顔の子やちょっと緊張気味な子もいました。


10時30分になり、まずは挨拶。
キッズアスレティックス協会理事の沼澤秀雄先生より『走る』『投げる』『跳ぶ』の説明。
続いて、講師紹介

※敬称略
・大島めぐみ(シドニー五輪5000m代表、アテネ五輪10000m代表)
・ハニカット 陽子(女子走高跳でシドニーオリンピック11位)
・徳田由美子(800m元日本記録保持者、世界陸上競技選手権代表)
・田代章(国際陸連公認コーチ)
・沼澤 秀雄(立教大学コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科教授)

まずはウォーミングアップ

大島めぐみ先生による準備体操。こどもたちの元気なかけ声も校庭に響き渡ります。


身体全身を使ったグーチョキパー準備体操で動的ストレッチ。ゲーム感覚で楽しみながら筋肉を温めていきます。
さっそく、こどもたち負けず嫌いスイッチが入って、盛り上がっていました!

続いて、全員でグラウンドを2周。
身体が温まってきたところで、『走る』『投げる』『跳ぶ』の3グループに分かれます。

【走】

徳田由美子先生から「速く走るためのポイント!」
こどもたちも興味津々です。
まずは「姿勢!」「頭のてっぺんから紐で引っ張られているイメージ!」
こどもたちの姿勢が急に良くなります(笑)
さらに身体の余分な緊張を取るためのリラックス方法!


肩にいったん力を入れて ↓ ストン ↓ リラックス
みんなでマネして、リラックス♪

さらにラダーを使った動き作りでは
「姿勢に気をつける」「下ばかりみないで前を見る」

というアドバイスのもと、3本行いました。

1本ごとにそれぞれキーワードがありまして
1本目は「姿勢」
2本目は「腕を振る」
3本目は「ももを上げる」
3つ一気に言うのではなく、1つ1つ確認していくので、こどもたちも1つずつ動きを意識して取り組むことができました。

意識した内容をふまえて最後はお楽しみの
リレー

輪っかのバトンを使用し、左手で持って左手で渡すというルール付き
右手で持っちゃう子にはチームメイトから「左手~!!」とすかさずツッコミが入りながら盛り上がりました。

ラダー → ランニング → 折り返し → ランニング → リレー

やっぱり競い合うのは楽しいですよね!

【投】
うまく投げると音が「ピューッ」と鳴ります。
田代先生から早速アドバイスが

・ギュッと握らない
・重心移動
・後ろに重心を乗せてから前へ乗せていく

それから列に並んで順番に投げていきます。

時々、「ピュー」と良い音が鳴ると「おぉぉぉ」と歓声が上がっていました!

「2投の合計で勝負」と言われ、こどもたちの闘争心に火がつき、熱中!

ゲーム性、わかりやすさが融合し、負けず嫌いモードにスイッチオン!
こどもたちのモチベーションも自然と高まりました。
「さらに遠くに投げるには、斜め上に投げる ウサインボルト選手のようなポーズで!」
イメージしやすい例えで説明されていました。

【跳】
ハニカット陽子先生から、まずはこどもたちへ質問!

「肩幅はどのくらい?」「つま先はどういう向き?」「膝の曲げる位置はどのくらい 」
まずは、こどもたちが自ら考えることで、こどもたちも受動的ではなく能動的に積極的に考えて発言していました。
肩幅、つま先、膝の曲げを整え、パワーポジションの説明
このポジションは最も力が発揮される姿勢です。


今日の授業では「立ち幅跳び」
ここで、跳ぶのと同じくらい大切な「着地の仕方」
足首を使うと柔らかく着地できるということで
ハニカット陽子先生のデモンストレーションに
こどもたちや九段小学校の先生からも「おぉぉぉぉ!」という歓声が!
その後、ジャンプでチーム対抗の競争をします。

2チームに分かれて、1 人ずつ立ち幅跳びをしていきます。着地点から次の人が跳ぶので視覚的にもわかりやすいです。どちらが遠くまで跳べたかを競います。
ここでもお互いにアドバイス(足を肩幅に開く)
競うと自然とモチベーションが上がり、みんなとっても集中していました!

3チームそれぞれのパートが終わったところで集合しまして
東京マラソン財団スポーツレガシー事業アンバサダーでもあります大島めぐみ先生から東京マラソンのお話がありました。

「走る人、支える人、応援する人」が揃って東京マラソンが開催できるということ。小学生の皆さんは今は走って参加はできなくても、応援する人という立場で参加できるということ。将来は走ることができるというお話などなど、素敵なお話でした!


最後に集合写真!M高史もユニフォーム姿でご一緒させていただきました。

講師の先生方の説明もわかりやすくて、丁寧、しかもこどもたちの競争心やモチベーションをうまく引き出していて、あっという間に時間が過ぎたという印象でした。
ぼくも小学生のときにこんな素敵な授業を受けてみたかったなぁ。
というわけで今回は東京マラソン財団スポーツレガシー事業アンバサダーM高史が「キッズアスレティックス×東京マラソンスタイル」をレポートさせていただきました。

ありがとうございました!!

M高史

主催:一般社団法人キッズアスレティックス・ジャパン
(ホームページ:https://www.kidsathletics-japan.org/

  

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