“ダイヤモンドアスリート“が9名認定されました

2017年02月20日

2016年11月21日(月)、スポーツレガシー事業の支援先のひとつである、公益財団法人日本陸上競技連盟が取り組むダイヤモンドアスリート認定制度の第3期認定式及び修了式とリーダーシッププログラムが、味の素ナショナルトレーニングセンターにて行われました。

冒頭、公益財団法人日本陸上競技連盟の横川浩会長は「受け身ではなく、積極的に活用して自ら磨いていってください。そして、2020年をトップアスリートとして迎え、その先のレガシーを継承していく担い手となってもらいたい。」とコメントしました。また、小池百合子東京都知事もダイヤモンドアスリートへ、「さらに磨きをかけて素晴らしいアスリートとなり、All Japanで2020年東京大会を素晴らしい大会にしましょう。」と激励の言葉を送りました。

認定式及び修了式の終わりには、ダイヤモンドアスリートを代表して、橋岡優輝選手が「4年後2020東京オリンピックで活躍し、ひとつでも多くのメダルを獲得できるように日々精進していきたい。」と、新しく始まるプログラムへの抱負を語りました。

  

午後からは、ゲストスピーカーに学校法人インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事の小林りん氏を迎え、リーダーシッププログラムの第1回目が開かれました。予定時間を越えるほど、ダイヤモンドアスリートからたくさんの質問が飛び交い、国際社会におけるリーダーシップについて考える機会となったようです。

ダイヤモンドアスリートの北口選手からは、「国際人となることも大切だが、自分が日本人であることも大切にして、アピールする必要もあると思うが、どうすべきか?」と意見が出ると、「すごくいい意見。」と小林氏とファシリテーターの為末氏。「海外に行くと、日本はどうなのか?と聞かれることが多く、ダイバーシティを通じて日本人としてのアイデンティティを感じる。」と小林氏が答えました。

 

学校法人インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事小林りん氏と一般財団法人東京マラソン財団スポーツレガシー事業運営委員の為末大氏

  
真剣な眼差しで話を聞くダイヤモンドアスリートたち。質問も飛び出し、活発な会話がかわされていました。

東京マラソン財団スポーツレガシー事業の寄付金を運用し開催されている、このダイヤモンドアスリート向け「リーダーシッププログラム」は、スポーツレガシー事業運営委員の為末大氏が監修し計4回にわたり、多方面から講師を招いて豊かな人間性を持つ国際人育成のための個を重視した育成プログラムを実施していきます。

 
午後は、「自分の考えを明確にまとめて人に伝えること」をテーマにワークショップが行われました。


ワークショップ風景

また、今回は、スポーツレガシー事業のチャリティランナー9名をご招待し、昼食会ではダイヤモンドアスリートたちと和やかに談笑するなど、交流を楽しみました。参加した新澤さんは「このようなプログラムをサポートできることは寄付者にとっても誇りに思うし、将来の日本のスポーツ界にとっても大変素晴らしいプログラムだと思います。」と話しました。

  
ダイヤモンドアスリートとスポーツレガシー事業のチャリティランナーの皆さんとの昼食会。


集合写真


ダイヤモンドアスリートとは、公益財団法人日本陸上競技連盟が取り組んでいるプログラムで、東京オリンピックやその後の国際大会に向けて中・長期的にエリートを育成するために選ばれた競技者で、陸上競技を通じて、競技的にはもちろん、豊かな人間性を持つ国際人となり、今後の日本および国際社会の発展に寄与する人材として期待される若手アスリートのことです。

リーダーシッププログラムとは、公益財団法人 日本陸上競技連盟が認定しているダイヤモンドアスリート向けのプログラムで、東京マラソン財団スポーツレガシー事業委員の為末大氏が監修を務める。世界の舞台でリーダーシップを発揮でき、社会に夢や憧れを与えてくれるアスリートの育成を目指し、東京マラソン財団スポーツレガシー事業の寄付金を充当して運営している。(主催:公益財団法人日本陸上競技連盟)


日本陸上競技連盟公式ホームページ内、【ダイヤモンドアスリート】特設サイトをご参照ください。
http://www.jaaf.or.jp/diamond/

 

  

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