ダイヤモンドアスリート向け「リーダーシッププログラム」を実施

2015年11月30日

平成27年11月23日(月・祝)に、スポーツレガシー事業の支援先のひとつである、日本陸上競技連盟が認定した「ダイヤモンドアスリート」を対象に、為末大氏(スポーツレガシー事業運営委員)が監修した「リーダーシッププログラム」の第1回が行われました。

当プログラムには、前日の22日(日)に新たにダイヤモンドアスリートとして認定されたアスリート2名を含む計11名が参加。会の中では、プログラムを監修した為末大氏より「試合の勝ち方を教えてくれる人が大勢いたが、勝った後のメディアとの付き合い方などを教えてくれる人は誰もいなかった。自分の言葉や行動が思ったよりも大きく取り上げられて、トップ選手の意識と言葉がそのスポーツの価値を決めるということを実感したので、このプログラムを通して、今後陸上界を背負っていくみんなを競技面以外でサポートをしたい。」と、自身の競技生活を踏まえながら、プログラムのコンセプト説明がありました。

その後、トークセッションには小泉進次郎衆議院議員も参加し、プレッシャーとの付き合い方や自信の生み出し方について語り、「言葉の力や拡散力を意識して、表現の仕方を身につけていってほしいです。ファンや同世代・次世代のアスリートに対し、自分自身をアピールし、また、競技の魅力も伝えられる人になってください。これからも応援しています!」とダイヤモンドアスリートへ激励の言葉を述べていました。

  

「リーダーシッププログラム」は計4回のプログラムで構成されており、今後も多方面から講師を招き、豊かな人間性を持つ国際人育成のための個を重視した育成プログラムを実施していきます。

次回は2016年1月9日(土)に予定されています。

【2015-2016ダイヤモンドアスリート】

 

<男子>

氏名 種目 所属
サニブラウン アブデルハキーム 100m/200m 城西大附属城西高等学校2年
山下 潤 100m/200m 福島高等学校3年
犬塚 渉 100m/200m 浜名高等学校3年
北川 貴理 400m 順天堂大学1年
岩本 武 400m 順天堂大学1年
佐久間 滉大 走幅跳 法政大学1年
橋岡 優輝 走幅跳 八王子高等学校2年
江島 雅紀 棒高跳 荏田高等学校2年
平松 祐司 走高跳 筑波大学1年
池川 博史 砲丸投げ・やり投げ 滝川第二高等学校2年

<女子>

氏名 種目 所属
藤森 菜那 100mH 浜松市立高等学校3年
北口 榛花 やり投げ 旭川東高等学校3年
髙松 智美 ムセンビ 1500m/3000m 薫英女学院高等学校1年

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