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【活動報告】たまご育てプロジェクト/『特定非営利活動法人 歌舞人』
2025年05月07日
2024年度のたまご育てプロジェクトのトライアル団体として、選定された『特定非営利活動法人 歌舞人』の最終活動報告をお知らせします。
※団体紹介はこちらよりご確認ください。
■活動報告及び写真 ©劇団 歌舞人
全国の小学校様の体育館及び会館で「アラジンと魔法のランプ」「西遊記」「シンドバッドの冒険」を多く公演をさせていただき、児童様、先生、保護者様にご観劇いただきました。
また、3月1日及び2日のチャリティ公演では、埼玉県越谷市蒲生小学校の南体育館にて「アラジンと魔法のランプ」を上演しました。
今回の開催に向けては、近隣の小中学校にもチラシを配付したり、出演者と縁のある方をはじめ、一般の方に向けてSNS等でも広く周知を行いました。
両日あわせて約250名の方(地域の子供たちはもちろん、普段当劇団の活動を見る機会が少ない大人の方も全体の約半数ほど)にご来場いただきました。公演後には、今後もこのような公演開催を望むお声をいただきました。
出演者も普段披露する機会の少ない家族や友人に来場してもらったことは、活動の様子を伝えられるということで、いつも以上に熱の入った演技に繋がったと思います。
ご協力いただいた蒲生小学校様に感謝申し上げます。
■振り返り
年間を通してのツアー公演において、たくさんの声援や拍手をいただきました。また、後日感想文やSNSに直接コメントなどを送っていただき、友情や思いやり、夢をもつこと、夢に向かって努力することの大切さ等など、テーマを確かに感じていただいた様子を窺うことができました。
各公演の成功には、助成金により、世界観を形作る大道具、音響、照明、衣装、小道具等、修繕された機材の存在が大きな助けとなっています。
以下、具体的な修繕内容です
・LEDの照明を利用しているチームの修理のできない電球切れの為、照明効果が薄まってしまっていた不具合に対し、より耐久性の高い照明の購入をしたことで、任意の色を照らすことが継続的に出来るようになり、演出効果が高まりました。
・舞台美術において大道具の色の塗り直しや衣装の修繕等により、世界観の表現と現実を隠すという両面のアプローチにより、お客様に物語の世界に集中していただく環境を整えました。
・キャスターの交換により、安全にセットの移動が出来るようになり、シーンの間に集中力が途切れることのないように転換の時間短縮ができるようになりました。
■今後の活動について
2025年度も引き続き「アラジンと魔法のランプ」「西遊記」「シンドバッドの冒険」の3作品を全国の小学校、中学校等にて上演してまいります。
また、新作の製作も執り行ってまいります。
■スポーツレガシー事業寄付者の皆様へのメッセージ
助成金を修繕費にあてさせていただき、各作品において、照明、音響、衣裳等、物語の世界観を構成する大切なものをより良いものにすることが出来、ご観劇いただいたお客様からご好評をいただけました。
また、初の無料公演を開催することもでき、普段、舞台芸術に触れる機会のないお子様や、当劇団の活動を応援してくださる方にも、作品を披露する機会を設けることが出来ました。
本当にありがとうございます。
今後とも、より良い作品をご提供できるよう、劇団員一同精進してまいりますので、応援よろしくお願いします。
過去の活動報告はじめ「たまご育てプロジェクト」の概要はこちらよりご確認ください。